●日焼け対策、行っていますか?

 

 夏も本番となれば、紫外線が気になるところですが、どのように対策していますか?

筆者の場合、ケアを怠ると肌がビリビリと痛んで赤くなってしまうので、ほぼ年中日焼け止めを塗って対策しているのが常なのですが、実のところ肌が弱いので(日光湿疹ができるなど)、肌への負担を考えるとあまり強い日焼け止めを使えないといった悩みがあります。

 

 そもそも、日焼け止めの強い・弱い、どれを基準として選ぶものであるのか・・・折角なので今回のブログ担当となったのを機に、調べてみることにしました。

 

●日焼け止めのSPF・PAとは???

 調べ始めて一発目で挫折しました・・・筆者、このSPF・PAの意味をよく分かっていないまま購入していました。正直、「SPF50+++を使えば大丈夫でしょう!」くらいの気持ちでしたが、そう言えば何のことを指しているのでしょうか・・・。

☆地表に届く紫外線は二種類ある

SPF」は紫外線のうちUV-Bを、「PA」はUV-Aの防止効果を示す指標であり、環境省の紫外線 環境保健マニュアルによると、UV-Bほとんどが大気層(オゾンなど)で吸収されるが、一部は地表へ到達し、皮膚や眼に有害であるとされていて、日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因となる事がわかっています。また、UV-AUV-Bほど有害ではないものの、長時間浴びた場合の健康影響が懸念されている事がわかりました。

UV-Bによる影響

UV-Bが作用するのは主に肌表面の表皮。日差しを浴びた数時間後に現れる赤くなった日焼けの事を「サンバーン」と呼びます。サンバーンの炎症はUV-Bによるもので、UV-Bはメラニンを増加させるため、シミやそばかすの原因にもなります。

UV-Aによる影響

UV-Aによる影響として挙げられるのが「肌の黒化」「シワ・たるみ」です。前述のUV-Bは、肌に赤い炎症を起こす紫外線でしたが、こちらのUV-Aは、肌を黒くする紫外線です。日差しを浴びた数日後から、肌が日焼け色に変化する事を「サンタン」と呼び、UV-Aによるもので、UV-Aは肌の奥の真皮まで届くため、シワやたるみの原因にもなります。

 

SPF=日焼け止めを付けていない時に比べて、UV-Bによるサンバーン(肌が赤くなる)を何倍防ぐことができるかを示した数値である為、数字が大きいほど防止効果が大きい事になります。

SPFの最高値は日本では「SPF50+」です。ここでSPF50の後に+と書かれていますが、これは「SPF50以上ある」という事を意味しています。一般的な日本人が国内の最も紫外線の多い場所で一日中日光浴をする場合でも、サンバーンを起こさせないために必要なSPFは約50である事から、SPF50以上の数値が表記されていません。

日本ではSPF100の製品は販売されていませんが、海外では販売されています。ただし、その分肌への負担が大きいので場所にあったSPF値の製品を選択する必要があります。

PA=数値が大きいほど黒く日焼けするのを防ぐ効果が高い事を示した数値、つまりUV-Aの防止効果を示しています。PA値には、「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階ありますが、最高値である「PA++++」は2013年の1月から表示が可能となった基準値で、基本的に「+」の数が多いほど UV-Aを防止する効果が高まります。

●ロケーションにあった日焼け止めを!

 

普段使いにはSPF2030PA+のもので十分効果があり、こまめに塗りなおすことで日焼け止めの効果を維持、高める事が十分に可能です。海や山のレジャー、紫外線に敏感な肌(すぐに赤くなる等)の方はSPF3050/PA+++のものを使用しましょう。

ただし、紫外線防止効果が高くなればなるほど肌への負担は増します。敏感肌の場合にはSPFの小さいものをこまめに塗り直すようにして下さい。

 

調べてみて沢山の事がわかりました…(無知すぎました)筆者も紫外線、日焼け対策をこの夏頑張りたいと思います!

※日焼け止めによる肌トラブル、湿疹等の症状が出てしまった際は、お薬が必要な場合もありますので、早めに医療機関を受診するようになさってください。

参考資料:環境省・紫外線環境保健マニュアル2020

エリム薬局新琴似店 水口