コロナワクチンの接種を済まされた方が増えてきましたね。

今回はコロナワクチンについて書きたいと思います。

 

医療従事者、高齢者、職域接種の順番でワクチン接種が進み、

71日時点では3,024万の方が1回目の接種を終える状況にまで進みました。

(2回目接種は1,599万人)

 

新型コロナワクチンの接種は全て「筋肉注射」で行われています。

なぜ「筋肉注射」なのかと言うと…

・世界標準的な接種方法

・皮下注射に比べ抗体ができやすい可能性があるため

・皮下注射に比べ局所反応(腫れ、痛み)が少ないため

という理由から行われています。

 

現在、日本で承認されているワクチンは、ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社の3種類です。アストラゼネカ社は、副作用の問題から日本での使用はまだ認められておりません。

 

ファイザー社製のワクチンは、病院やクリニックでの使用が多く、有効性としては95%、2回目の接種は3週間後。

モデルナ社製のワクチンは、大規模接種会場や職域接種での使用が多く、有効性は94%、2回目の接種は4週間後。

それぞれ発症予防効果として高いワクチンであり、一般的なインフルエンザワクチンの有効性30%~60%を大きく上回ります。

実際に使用されてからの検証も加わって、感染予防・発症予防・重症化予防の全てにおいて効果があると事が分かっています。

また、ウィルスの遺伝子配列を解析して作った「mRNA」という新技術で作られており、短期間での製造が出来るようになりました。従来のワクチン開発では本物のウィルスを培養して作られていたため製造にかなりの時間が掛かります。

どちらのワクチンも1回だけの接種では十分な効果を得られず、最も高い効果を得るには2回目接種より、ファイザーは7日間、モデルナは14日間の期間経過が必要とされています。

 

ワクチンの安全性や副作用については、高頻度で「接種部位の痛み」が多く、疲労、筋肉痛、発熱、間接痛、吐き気などの症状が発生する事が報告されています。

また2回目接種後の38%の割合で発熱が報告されており、女性で若い方が発現頻度が高いです。

 

ワクチンが早く広まり、以前のような世の中に戻ることを願っています。


白石店 佐藤